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電力モニター「OWL」太陽光発電への応用


電力モニター「OWL」を太陽光発電の発電量のモニターとして使う例をご紹介します。

下の図は太陽光パネルの写真です。




太陽光発電システムには通常下記のようなモニターが付きます。(写真はシャープ製)




そして下図のような発電量グラフが表示されます。


(厳密にはこの画面はWifi経由でパソコンに表示された画面でしてモニタ本体の画面ではないです。)

グラフは1時間毎の発電量の累積ですのでピーク値付近の変化は分かりません。

電力モニター「OWL」を使って発電量の時間変化をモニターしてみましょう。





電力モニター「OWL」の電流センサーをパワーコンディショナーの発電出力ケーブルに取り付けます。
データは送信機から無線で送信されます。
送信機の電源は単3乾電池3本ですので電源等の電気的な接続はありません。



電力モニター「OWL」の受信機をUSBケーブルでパソコンに接続して付属ソフトを起動すると下記のようなライブ利用量グラフが表示されます。
6秒毎のサンプル値が2分間表示されます。
このように細かくサンプルすればピーク値付近の様子がよく分かります。




太陽光システムのモニタに表示された発電量と電力モニター「OWL」で表示された発電量を比較してみました。

太陽光システムのモニタに表示された発電量・・・1.43KW

電力モニター「OWL」で表示された発電量・・・1.4KW

ほぼ同じ値が表示されました。
うまく計れていると思われます。




下記は1分毎の発電量です。
1本1本の棒グラフは1分間の発電量(単位KWh)を示しています。
通常の電力に換算するには目盛りの数値を60倍して読みます。
下の例で赤い線はピーク値を示していてその時の目盛りは0.05KWhでした。
60倍して3KWという事になります。




電力モニター「OWL」は1時間毎の発電量グラフも表示できます。
こちらのグラフは太陽光システムのモニタに表示されるグラフと同じです。



電力モニター「OWL」のデータはCSV形式のファイルで保存できますので下図のようにEXCELで読み込んで処理する事もできます。